~第五章:二重螺旋の拱門 前編~

地上世界とは / 二重螺旋の拱門 前編~

「地上を目指す者」が樹内で最後に降り立つ地

樹溝の深部 樹溝の深部。
ドワーフの掘り進めた3つの坑道は、
世界樹内の大峡谷を通じ、1つの空間へと導かれた。

樹脈の流れと、世界樹を保護する結界の強さから、
地上へあと一歩の階層であることを知るドワーフであったが、
喜びの色は少ない。
進むべき狭道は、自然とルーンの魔力が結合し
超自然の力が猛り狂う危地であり、
樹外へはエルフが生み出した強力な結界への対処が
必要であることも察していたからだ。

ロックボムの氏族でも最高位に属する[聖仙]は、
世界樹の深奥に近いこの地に降立ち、
ひとつの方法を提示した。

世界樹のルーンを起動する際に、
人柱となり、いまも高位の瞑想状態を保ちながら
世界樹に保護の力を与え続けている
[エルフの守護者]の精神に問いかけ、
直接方法を仰ぐというものである。

 それには、ノードに流れる強力な自然の生命力を利用し、
[聖仙]の秘術によって、精神と魂の領域
「星気界」へ踏み入らねばならないという。

 ベルアイルの在る物質世界と重なるように存在しながらも、
見ることも触れぬこともできぬ領域への旅は、
ともすれば魂の消滅すらもある危険な行為である。
 種族的に強い心と勇気、
高い適応力を持った人間が適任であることを
ドワーフから明かされた各国の王は、「地上を目指す者」を召集した。

「地上への道 第四階層」に登場するアイテム

神器「神速」 神器「神速」 目にも留まらぬ速さで攻撃を繰り出せる腕輪。速度の代償にあらゆる力を失う(RC+4)

地の精髄 地の精髄 ノードに滞留する地に纏わる霊質

生命転化の魔術書・Ⅲ 生命転化の魔術書・Ⅲ 生命力を魔力に転化する魔術書。全ての呪文を書き込むことが出来る